翻訳と辞書
Words near each other
・ アクト・ナチュラリー
・ アクト情報スポーツ保育専門学校
・ アクト情報ビジネス専門学校
・ アクト県
・ アクト青山ドラマティック・スクール
・ アクニステ
・ アクネ
・ アクバシュ
・ アクバル
・ アクバル (マヤ暦)
アクバル (ムガル皇子)
・ アクバル (曖昧さ回避)
・ アクバル1世
・ アクバル2世
・ アクバルジ晋王
・ アクバル・シャー
・ アクバル・シャー2世
・ アクバル・ナーマ
・ アクバル・ハーシェミー・ラフサンジャーニー
・ アクバル・モハンマディ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アクバル (ムガル皇子) : ミニ英和和英辞書
アクバル (ムガル皇子)[こ, ね]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

皇子 : [みこ, おうじ]
 (n) imperial prince
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

アクバル (ムガル皇子) : ウィキペディア日本語版
アクバル (ムガル皇子)[こ, ね]

アクバル(Akbar, 1657年9月11日 - 1706年3月31日)は、北インドムガル帝国の第6代皇帝アウラングゼーブの四男。母はディルラース・バーヌー・ベーグム。しばしば全名のムハンマド・アクバル(Muhammad Akbar)で呼ばれる。
==生涯==
1657年9月11日ムガル帝国の皇帝(まだ皇帝ではない)アウラングゼーブとその妃ディルラース・バーヌー・ベーグムとの間に生まれた〔Delhi 7 〕。
1676年、アクバルは父アウラングゼーブにより、ムルターンの太守に任命された〔。
1678年12月10日マールワール王国の君主ジャスワント・シングが死ぬと、彼と対立していたアウラングゼーブは直ちにその併合を宣言した。
1679年1月9日、アウラングゼーブは大規模な軍隊をマールワール王国の首都ジョードプルへと送り、これを包囲して占拠した。なお、このときの一師団にはアクバルが率いる軍勢もいた。ジョードプルを占拠したのち、マールワール王国の各地にあった寺院は破壊され、偶像はデリーへと移送された。
同年4月2日、アウラングゼーブは帝国全土の異教徒にジズヤを課すことを宣言し、マールワール王国の人民はジャスワント・シングの遺児アジート・シングを王として蜂起し、メーワール王国といったラージプートの反乱も招く結果となった。
アクバルはメーワール王国の首都チットールを占拠したが、1680年5月にラージプートのゲリラに負けたことでチットールから左遷させられた。そのため、彼は父アウラングゼーブに恨みを抱くようになり、マールワール王国のラージプートにアウラングゼーブの偏狭な行為が帝国の破滅を招くとそそのかされ、その考えに同意するようになった〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.239〕。
そして、1681年1月1日にアクバルは自ら帝位を宣し、姉妹のゼーブンニサー・ベーグムの支持も得て、アウラングゼーブに反旗を翻すところとなった〔〔。彼は軍12000を率いてアジメールへと進撃し、メーワール王国のラージ・シングからは騎兵6,000を提供され、マールワール王国の領土を通過したときにはその加勢も受け、軍勢は25,000となっていた。
だが、アクバルはアウラングゼーブ自らに率いられた軍勢に敗北し、デカンのマラーター王国のもとへと逃げた〔。一方、彼を支援したゼーブンニサー・ベーグムはこれに連座し、〔
アウラングゼーブは勝利したものの、これまでのラージプートとの一連の戦闘で受けた損害が莫大であったため、同年6月にメーワール王国に好条件を与えて講和した。メーワール王国と講和後、アウラングゼーブはアクバルが逃げたマラーター王国へと征討をかけるため、同年9月にデカンへ向かて南下した(デカン戦争)〔ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、p.242〕。
一方、アクバルはマラーター王国の領土へと逃げたのち、その君主サンバージーの保護のもとで数年を過ごした。だが、デカン戦争が激化すると、1686年9月にはイランサファヴィー朝へ送られた。
その後、アクバルはイランにおいて父アウラングゼーブの死を祈り続け、1706年3月31日マシュハドで死亡した〔。アウラングゼーブが死んだのはその翌年3月3日である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アクバル (ムガル皇子)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.